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1616(元和2)年、大和(奈良県)五条から島原に移封した松倉豊後守重政は、1618(元和4)年から7年余
の歳月を費やして島原城を築いた。城は昔「四壁山」「森岳」などと呼ばれた小高い丘を利用して築かれたので、
別名を森岳城とも言う。城は松倉氏・高力氏・松平氏・戸田氏・松平氏と4氏19代253年間の居城だったが、
1874(明治7)年に廃城となり、民間に払い下げられた。以来、文字通りの荒城となっていたが、1964(昭和39)
年に天守閣が復元されたのをはじめ櫓も復元され、次第に昔の面影がよみがえることになった。

  
島原城天守閣全景 ローアングルからの天守閣 西の櫓
北村西望作 天草四郎の銅像

一般開放されている武家屋敷

武家屋敷水路


白亜の城壁が美しい天守閣でした。
特に素晴らしかったのが、天守閣内のキリシタン史料館です。
南蛮貿易時代から島原の乱までの資料が豊富で、多種多様のマリア観音や、刀の鍔や小道具に秘かに
刻まれた十字架、そしてなにより目を引いた「踏絵」に、当時の厳しいキリシタン迫害の歴史が偲ばれた。

島原城の西には、鉄砲町と呼ばれる武家屋敷があります。その町の中央に流れる清水は、鯉が泳いで
いてとてもきれいな水でした。屋敷も3軒だけ無料開放されています。湧水、黒砂糖、ハチミツを使用した
シロップに白玉団子を浸した島原名物「寒ざらし」は素朴な味でホッとします。

島原駅の駅舎は、島原城とコーディネイトされていて天守閣と似たデザイン。島原城天守閣に対する
大手門という位置づけらしいです。ということは、島原駅からスタートして島原城に行くのが一応の
コースかもしれません。


文・写真:竹内 平成18年3月25日訪